2011年12月20日

全国民参加の国営宝くじ。

あのね、こんなことを思いついたんですけど。
これが実現すれば、日本にバブルの活気が戻ってくるかもしんない。

今の日本にはオレを含めて貧乏人がたくさんいるわけだけども、
いくら貧乏だからって、例えホームレスでも10円くらいなら払えるよね。
赤ちゃんから老人まで、全国民に毎週10円を役所に納めることを義務付けてさ、
面倒なら一括で一年分520円を納めてもいいし、口座から引き落としにしてもいい。
で、国が主催の、全国民参加の宝くじを毎週行うのね。
今の日本の人口が1億2千万人ぐらいだから、集まる金額は単純計算で12億円。
それを120人に1千万円ずつ分配するってのはどうだろうか。
損しても10円。100万人に1人が1千万円ゲット。そのチャンスが毎週やってくる。

いや、当然運営費がかかるから120人に行き渡らせるのは無理としても、
国が管理するわけだから、既存の税収管理システムなんかを流用すれば
その運営システムを構築すること自体は案外簡単だと思うのね。
人手が足りなければボランティアなんかも雇ってさ、
とにかく運営側には損はさせずとも、一切儲けを出さないようにする(ここがミソ)。
初めにシステムさえ作っちゃえば後は運営費もほとんどかからないし、
例え運営費が毎週2億かかったとしても、100人に1千万円が行き渡ることになる。

この全国民参加宝くじのポイントは運営側が直接利益を得るわけじゃなく、
あくまで国民がまとまった現金を手にすることにあるのね。
そうすれば消費も増えるし、滞った経済を回すことが出来る。
経済が活性化すれば、当然宝くじにはずれた人にもお金が回る。
国民はたった10円の投資で1千万円を掴むチャンスを手にして、
はずれても来週こそはと夢を見て日々を過ごし、日本は元気になる。
これぞウィンウィンの関係!(この言葉、ダサいから嫌いだけど)

言うなれば、定額給付金の国民負担&受給者限定バージョンなんだけどさ、
カジノ合法化の類と違って自治体が直接潤うわけじゃないし、
利益は上げずすべて国民に還元するってんだから、非難の声も少ないと思うのよな。
ある意味ギャンブルかもしれないけど、10円なら損してもいいじゃんねぇ。

義務にする必要もないかもね。10円を払いたくなければ払わなくたっていい。
そのかわり、1千万円を手にするチャンスもないってだけの話。
10円のリスクと1千万円のリターン、義務じゃなくてもみんな10円払うでしょ、そりゃ。
本当の宝くじと違って、1人につき1枚しか発行されないって公平さも重要。
だからこそ純粋な抽選であって、そこに平等にチャンスが生まれる。
運営費を考えると、そもそも番号や券なんかを発行する必要なんてなくて、
基礎年金番号や住民基本台帳番号なんかで代用すればいいわけで。

人生どん底にいる人だって、1千万円あれば大逆転出来るでしょ。
別にどん底にいなくたって1千万円もらえれば、
今とは違う人生を歩み始めることも出来るし、単純に心にゆとりが生まれる。
単に経済を動かすってだけじゃなく、
そういった下流~中流層の救済処置でもあり、国民に夢を与える仕組みでもある。

これが実現したら、もちろんオレも1千万円は欲しいけど、
例えオレに当たらなくともさ、オレはもっと夢のある日本であってほしいのよ。
会社辞めたいとか、給料安いとか、老後どうしようとか、
そんな愚痴ばっか溢れた世の中じゃなくてさあ、
金で何とかなる程度の夢なら見たいじゃない。ねぇ。


■ 今日の一曲
四年前に「至高の一曲」と書いたSecond Saturdayのクリスマスソング。
どうやらJacoson 5のカバーだったのな。知らなかった。お恥ずかしい。
で、最近原曲を聴いて、改めて好きになっちゃって。
オレの中でWham!、マライア・キャリー、達郎を超えたクリスマスソング。

Jackson 5 - Give Love On Christmas Day